福島県、1223人感染1人死亡 新型コロナ、3日連続1000人超

県は23日、県内で新たに1223人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染確認は21日公表の1232人に次いで過去2番目に多く、3日連続で1000人を上回った。また、県内の施設に入所していた80代男性が7月中旬に死亡し、死者は計229人となった。感染拡大警報を発令している県は、感染症対策と熱中症対策の両立に危機感を持って取り組むよう呼びかけている。
県内での感染確認は延べ7万7076人。22日現在の入院者は366人で、病床使用率は48.9%となり、レベル3(対策を強化すべきレベル、50%)の水準に迫っている。重症者はいない。宿泊療養者(640人)と自宅療養者(6046人)はいずれもこれまでで最多で、療養先調整中の478人を合わせた全療養者は7530人と初めて7000人を超えた。
1223人の市町村別内訳は、郡山市245人、福島市220人、いわき市207人、白河市76人、須賀川市70人、会津若松市46人、二本松市44人、南相馬市33人、田村市23人など。803人の感染経路が不明。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は8人だった。県は464人の療養を解除した。
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