福島市、コロナ感染急拡大 4日連続で新規陽性200人以上

 

 福島市で今月、新型コロナウイルス感染が急拡大している。23日現在、3連休明けの19日から新規陽性者数が200人以上の日が4日連続となり、過去最大の感染状況となっている。木幡浩市長は「これまでとは異なり、感染に強さと速さがみられる。言い過ぎかもしれないが『異次元』に近い感染力と考えている」と危機感を示している。

 市は感染拡大について、社会経済活動が活発化する中、暑さ対策でマスクを外す場面や換気の悪い場面が増え、感染力の高いオミクロン株の派生型BA5への置き換わりが進んだことによるものと考えている。さらに感染が拡大すれば「医療機能のまひ、学校や児童施設の閉鎖など市民生活や経済活動に大きな影響が出る」と危惧する。

 ワクチン接種について、市の20日現在の全人口に対する3回目接種率は70%だが年代別にみると高齢者は高く、若年層は低い傾向だ。未接種者に勧奨案内を送るとともに、夏休み中に若年層が利用しやすい接種機会を提供する。4回目は14日から集団接種を始めて接種促進を図っている。

 市は若年層の3回目接種を進めるため、今月31日にノババックス社ワクチンでの予約不要の当日接種、8月6、20日にファイザー製ワクチンでの集団接種を急きょ実施することにした。木幡市長は「今後一層の悪化も想定されるが、市民と危機感を共有して感染防止を徹底し、社会経済活動との両立を図っていきたい」とした。

 木幡市長4回目接種

 木幡浩福島市長は23日、同市のNCVふくしまアリーナで、4回目の新型コロナウイルスワクチンを接種した。接種したのは3回目と同様の米モデルナ製のワクチン。接種を終えた木幡市長は「感染者数が増えている状況なので、早めに接種を済ませるようお願いしたい」と市民に協力を呼びかけた。