「古関裕而ゆかりの地」川俣にエールポスト 町の魅力発信へ

 
豊橋市宛ての手紙を投函するダンスグループの子どもたち

 NHK連続テレビ小説「エール」のモデルとなった福島市出身の作曲家・古関裕而にちなみ、古関とゆかりのある川俣町の道の駅かわまたの郵便ポストが「エールポスト」に刷新された。23日、現地で完成セレモニーが行われ、「古関裕而ゆかりの地」をPRするエールポストがお披露目された。

 同町は古関の母ヒサさんの出身地。古関は福島商業学校(現福島商高)卒業後、当時あった伯父経営の「川俣銀行」(現東邦銀行川俣支店)の行員として2年勤務した。古関と妻金子は百数十通の手紙を交わした末に結婚したというエピソードがある。

 ポストには、音符やピアノなど古関をテーマにしたデザインが施されており、投函(とうかん)された郵便物には古関をモチーフにしたオリジナル消印が押印される。

 セレモニーでは、藤原一二町長が「エールポストを新たな観光拠点として、町の魅力を広く発信していきたい」とあいさつ。日本郵便の小野木喜恵子常務執行役員東北支社長、高橋道也町議会議長が祝辞を述べ、関係者がポストを除幕した。

 除幕後、地元のダンスグループ「コンフルエンシア・ジュニア」のメンバーらが、金子の出身地である愛知県豊橋市宛ての手紙を投函した。メンバーは手紙に「町では川俣シャモやアンスリウムのほか、古関裕而も有名です」「コロナが落ち着いたら遊びに来てください」などと書き記した。