相馬武士勇ましく...疾走、甲冑競馬 3年ぶり争奪戦「気合入った」

 
旗指し物をなびかせて疾走する騎馬武者たち=24日午後、南相馬市・雲雀ケ原祭場地

 南相馬市原町区の雲雀(ひばり)ケ原祭場地で24日に行われた「相馬野馬追」の本祭りでは、約350騎の相馬武士(もののふ)が3年ぶりに神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬を繰り広げた。

 五郷騎馬会の騎馬武者たちは、約2万人(主催者発表)の観覧客が集まった同祭場地に向けて進軍。最大の呼び物「神旗争奪戦」では、御神旗を目指して騎馬武者たちが殺到した。打ち上げられた花火20発のうち、1発目の「正賞」を獲得した小高郷騎馬会の梅田邦彦さん(41)は、2度目の正賞獲得に「神旗争奪戦が2年連続で中止となったため、今年は気合が入っていた」と興奮冷めやらぬ様子で話した。

 甲冑競馬では、色とりどりの旗をなびかせた騎馬武者が勇猛果敢に疾走した。

 同市小高区の相馬小高神社で最終日の25日に行われた神事「野馬懸(のまかけ)」では、小高郷騎馬会の御小人(おこびと)たちが荒駒に引きずられ、はね返されながらも3頭の裸馬を1頭ずつ取り押さえた。