田部井さんの遺志継ぎ、富士登山始まる 福島県などの高校生30人

 
富士宮5合目で記念撮影する参加者(田部井淳子基金提供)

 東日本大震災からの復興支援などを目的とした「東北の高校生の富士登山」が26日、2泊3日の日程で始まった。初日は小雨の中、本県の高校生11人を含む計30人が静岡県の富士宮ルート5合目から入山し、6合目の山小屋で一泊した。27日に山頂を目指す。

 世界的登山家の故田部井淳子さん(三春町出身)が企画し、2012(平成24)年から実施している。田部井さんが16年に亡くなってからは、遺志を継いで設立された田部井淳子基金が主催している。20年は新型コロナウイルス禍で中止し、昨年2年ぶりに再開された。

 本県の高校生11人は、いわき市4人、福島市2人、郡山市、伊達市、田村市、白河市、玉川村が各1人で、ほかの19人は宮城県の高校生。

 一行は26日、静岡県まで移動するバスの車内で開会式を行った。天候により27日に登頂できなかった場合は28日に山頂を目指す。