森林との緩衝帯提言 会津若松、女性死亡受けクマ緊急対策会議

 

 会津若松市でツキノワグマに襲われたとみられる女性が死亡したことを受け、県は28日、同市で緊急対策会議を開いた。専門家は森林と市街地の間に防護柵などの緩衝帯をつくることなどを提言した。

 市によると、今年4~7月の市内のツキノワグマの目撃件数は前年同期と比べ約1.6倍に増加。県野生動物調査専門官の溝口俊夫さんはこうした状況を受け、市内に森林と市街地が隣接している場所が多いため、緩衝帯をつくるよう求めた。一方で、溝口さんは今回の現場は電気柵など緩衝帯があり、クマへの対策が行われているとして「常にクマが出る地域ではないと思う」と指摘。その上で、クマへの緊急的な対応として、花火やスプレーの使用を助言。「手をたたくとクマは嫌がるので、河川敷や山に近づくときは手をたたいてほしい」と呼びかけた。

 県は溝口さんの助言を基に、今後の対策を考える方針。