福島県産モモのおいしさ体感 世界の若手リーダー視察

 
新鮮な「あかつき」を堪能した参加者=福島市

 ダボス会議で知られるスイスの「世界経済フォーラム」の若手リーダーでつくる「グローバル・シェイパーズ・コミュニティー」のメンバーは29日、福島市や飯舘村、双葉町などを訪れ、本県の復興状況を視察した。31日まで県内各地を巡り、復興の歩みを探る。

 約20カ国から37人が参加。福島市在庭坂にある紺野果樹園では、本県のモモの主力品種「あかつき」の桃狩りを体験した。参加者は旬のモモを慎重にもぎ取り口に運ぶと「うまい」「デリシャス」などと歓声を上げて堪能していた。

 パキスタン出身の留学生ラザ・アリさん(22)によると、東日本大震災から11年が経過しても、パキスタンでは本県のネガティブなイメージが残っているという。本県を訪れ「放射能が心配ないことや復興が着実に進んでいることを実感した」とし、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「パキスタンに向けて発信したい」と話した。

 視察は、各国のリーダーとして活躍する若手メンバーに本県の現状を知り、ありのままの姿を発信してもらおうと経済産業省が企画した。