学生の読み聞かせ力向上 福島学院大で教員が学習会、技能習得へ

 
こども図書館を視察する教員ら

 福島学院大は本年度、昨年10月に開館した同大のこども図書館を核とした「読み聞かせプロジェクト」に取り組む。授業を通して学生の読み聞かせ能力を養い、小学生らを対象に読み聞かせを行う。学生自身の語彙(ごい)力やコミュニケーション能力を高めるとともに、小学生らの読書活動を推進する。

 同図書館は福島市の同大宮代キャンパス敷地内にある。2階建ての洋風の建物で、絵本を中心に蔵書数は約600冊に上る。

 プロジェクトでは、教員8人が「こども学科」や「保育学科」の授業などで学習会を開き、読み聞かせの技能向上を図る。その上で、こども学科の学生が瀬上小の1、2年生を対象に9月から読み聞かせを実施するほか、保育学科の学生は10月以降、市内の幼児施設で読み聞かせを行う。

 さらに、市内で活動している読み聞かせサークルや学校司書と連携したイベントを開くことも想定。定期的に絵本を購入して同図書館の魅力向上も図る。同大の佐藤秀美理事長・学長参与は「自分の思いを自分の言葉で話せることが大事。読み聞かせを通して伝えていきたい」としている。

 学校図書館を視察

 福島市内の小中学校で学校図書館を担当している教員らは28日、同図書館を視察した。福島地区学校図書館研究会の研修の一環で約50人が参加、同大の読み聞かせプロジェクトなどについて説明を受けた。