郡山市任用職員240万円着服、懲戒免職 児童クラブ会費を複数回

 

 郡山市は2日、放課後児童クラブ支援員の50代女性が同クラブの保護者会費約240万円を横領していたと発表した。市は同日付で女性を懲戒免職処分とした。市によると女性は事実を認めて全額を弁済しており、市は刑事告訴はしない方針。

 市によると女性は会計年度任用職員で、2020年8月から今年5月まで複数回にわたり、預かり中の児童に提供するおやつ代などとして保護者から徴収していた会費を横領した。女性は「保護者から預かった会費を通帳に入金せず、そのまま横領した」と説明。事実を隠すため20年度と21年度の収支決算書を偽造していた。父親が所有する倉庫内の機械などの撤去費用や、ローン返済などの生活費に充てるためだったと話しているという。

 今年5月、同クラブの別の会計年度任用職員が市に「おやつ代の精算が遅くて困っている」と相談したことをきっかけに発覚した。柳沼英行総務部長らが2日、市役所で記者会見し謝罪した。市は同日付で相楽靖久こども部長ら管理職3人を文書訓告とした。