野馬追、延べ10万3400人 3年ぶり通常開催、3日間の観覧者

 

 相双地方の国指定重要無形民俗文化財「相馬野馬追」(7月23~25日)の観覧者数は、3日間で延べ10万3400人だった。通常規模で開催した2019年の16万3200人から5万9800人減った。新型コロナウイルスの影響で、旅行会社による団体ツアーが減少したことなどが要因とみられる。

 南相馬市が2日発表した。市によると、野馬追には例年、県外などから約4000人超のツアー客が訪れていたが、今年は約400人にとどまった。24日の本祭りについては、騎馬武者行列で沿道に3万5000人(19年比3000人減)、神旗争奪戦や甲冑(かっちゅう)競馬の舞台となる雲雀ケ原祭場地に2万人(同1万3000人減)がそれぞれ訪れた。また出場騎馬数は337騎(同58騎減)で、正式な記録が残っている1974年以降で最少。市は理由について「新型コロナによる出場自粛や後継者不足が考えられる」とした。

 野馬追は、コロナ禍の影響で昨年まで2年連続で規模を縮小して実施し、今年は3年ぶりの通常開催となった。