「廃炉の現場に支え必要」 福島県内の高校生、第1原発を視察

 
廃炉や処理水の海洋放出方針などについて意見発表する生徒ら

 本年度の国際高校生放射線防護ワークショップに参加している高校生が2日、東京電力福島第1原発を視察し、廃炉の現状などを確認した。生徒らは視察後、富岡町にある東電廃炉資料館に移動し、廃炉や原発内の処理水の海洋放出方針などについて意見交換した。

 ワークショップは、安積高が、生徒たちに廃炉などの情報を直接学んでもらおうと2015(平成27)年から実施してきた。本年度は安積高と福島高、ふたば未来学園高の3校から1、2年生8人が参加した。

 東電廃炉資料館での意見交換では、生徒らが「処理水の安全面などの対策を知ってもらえれば、理解が進むのではないか」「廃炉を進めていくためには、現場で働いている人のサポートが必要だ」などと、視察から感じた考えを発表した。

 3日は飯舘村を視察し、除染で出た土の再生利用の現状などを学ぶ。10月には福島市で学習成果の発表会を予定している。