日東紡が大幅増益 4~6月期決算、ゴルフ場跡地譲渡30億円計上

 

 日東紡(福島市)が3日発表した2022年4~6月期連結決算は、売上高が238億2700万円(前年同期比16.1%増)、経常利益が35億9400万円(同121.5%増)、純利益が47億8700万円(同486.7%増)の増収増益だった。

 経営資源を有効活用するため固定資産を売却。同社が運営していたゴルフ練習場の営業を終了し、跡地を譲渡したことで、約30億円の特別利益を計上した。

 主力のグラスファイバー事業部門のうち、機能材事業は高速大容量通信で使われる電子材料向けのスペシャルガラス・クロスが好調に推移し、営業利益が14億1600万円(前年同期比96.3%増)に伸びた。

 先行きは、エネルギー価格の高騰による影響が下期以降に本格化するとみているが、国内に生産拠点を置くスペシャルガラス・クロスは円安が輸出の追い風となり、一部をカバーできると見込んでいる。