福島県、新型コロナ2010人感染 検査キット配布1日3000件に倍増

 

 県は4日、県内で新たに2010人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染者数としては2日連続で2000人を上回った。

 内堀雅雄知事は4日の県感染症対策本部員会議で、感染拡大による医療機関の負担の増加や医療従事者の感染などで「必要な医療が受けられなくなる恐れがある」と危機感を示し、県民に対して感染拡大警報を踏まえた感染防止対策の徹底とともに、医療機関の適正な利用など医療を守る対策の強化を求めた。

 県は、新たに開設した検査キット配布センターでの検査キットの配布数を1日3000件に倍増。6~16日にJR福島、郡山両駅に開設する臨時検査拠点を含めた各種無料検査など、医療機関の負担軽減に向けて医療機関以外での検査の活用を呼びかけている。

 県内の感染確認は延べ9万3991人。入院者数は重症2人を含む370人で、病床使用率は49.4%。373人が宿泊療養しているほか、自宅療養者は1万4710人に上り、過去最多を更新した。全療養者も1万5453人で過去最多となっている。

 2010人の内訳はいわき市511人、郡山市383人、福島市307人、会津若松市85人、須賀川市84人、二本松市71人、白河市66人など。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は13人で、累計は2402人。県は725人の療養を解除した。

 県はまた、2日に公表したうちの白河市の30代女性について、重複して計上していたとして感染確認を取り下げた。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況