福島県内に避難所...緊張の夜「土砂崩れ心配」 11市町村で開設

 
北塩原村の村民体育館に避難した住民たち=4日未明

 大雨を受け、県内11市町村に避難所が開設された。避難した住民は雨の状況を気にしながら不安な一夜を過ごした。

 北塩原村の避難所となった村民体育館は3日午後9時ごろから受け入れを開始し、最大で68人が避難した。避難指示があった大塩地区から体育館へ避難した無職鈴木一成さん(67)は、防災無線で避難指示を知り、近所の住民と一緒に身を寄せた。「短い時間に雨が多く降り、通帳と判子だけを持って家を出た。雨がやんだ後も土砂崩れが心配だ」と不安を口にした。

 喜多方市塩川地区の80代の女性は、浸水した道路を消防隊員に背負われて避難してきたという。「外に出ると、足が漬かるほど浸水していた。降り続く大雨と雷でまったく眠れなかった。こんなことになるとは」と信じられない様子だった。