原発処理水放出設備工事始まる 東京電力、海底トンネルを掘削

 

 東京電力は4日、福島第1原発で発生する処理水の海洋放出方針を巡り、沖合約1キロで放出するための海底トンネルの掘削など、放出に必要な設備の本格的な工事を始めた。

 東電によると、掘削は大型機器シールドマシンを使い原発敷地内から開始。24時間作業する。このほか放出前の処理水が基準を満たしているかどうかを確認する測定・確認用タンクの配管の設置や、測定を終えた処理水をトンネルの起点となる立て坑まで運ぶ配管などを支える部材の設置工事も実施した。計100人が工事に携わり、雨や地震による影響はなかったという。東電は「安全を最優先に慎重に作業を進めていく」としている。