公共土木施設62億円 8月豪雨被害 農林関係は11億7172万円

 

 県は17日、3日から降り続いた記録的大雨による県内の公共土木施設(15日時点)と、農林水産業(16日時点)の被害状況を公表した。総額は公共土木施設が約62億円、農林水産業が11億7172万円で、喜多方市をはじめとした会津北部などで被害が出た。

 公共土木施設は県分が199件、約43億円、市町村分が57件、約19億円。被害の内訳をみると、河川が134件、約36億円と最も多く道路が117件、約20億円で続いた。このほか橋が3件、約5億円、砂防施設が2件、約1億円だった。会津は喜多方市や猪苗代町、西会津町など5市町村、中通りは二本松市など3市村で被害があった。

 農林水産業は林地が11カ所、4億2500万円、林道が59路線127カ所、3億7337万円、農地が138カ所、1億7400万円、農業用施設が84カ所、1億8400万円など。喜多方市や西会津町など会津北部に集中した。農作物の被害は主に水稲やソバなどで、被害額は745万円となったが、10.84ヘクタールと被害の大きい喜多方市で現在調査が進められており、総額は数千万円に上る可能性がある。

 県は公共土木施設の被害について、国の災害査定を受け復旧を進める。農林水産業については今後の作付けなどに影響が出ないよう、技術的な助言をする。

 住宅床上浸水16棟、床下浸水141棟被害

 県がまとめた17日時点の被害状況によると、住宅の床上浸水が16棟、床下浸水が141棟となった。公共建物を含めた非住家は101棟。県管理道路は5カ所で全面通行止め、2カ所で片側交互規制が続く。