「はやぶさ2」帰還カプセル、りゅうぐう試料の実物...郡山で展示

 
ヒートシールド(中央)などの展示品に見入る来場者

 小惑星探査機はやぶさ2が小惑星りゅうぐうから採取した試料や、試料を運んだ帰還カプセルの実物を展示する企画が19日、福島県郡山市ふれあい科学館スペースパークで始まった。実物の展示は東北初で、来場者が最先端の宇宙科学に触れている。23日まで。同施設の主催。

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)が行っている全国巡回展の一環。「インスツルメントモジュール」と呼ばれるカプセル本体や、搭載されていた電子機器部、大気圏突入時に高熱から本体を守った「ヒートシールド」などが並ぶ。

 藤倉航装船引工場(田村市)が製造し、実際に使用されたカプセルのパラシュートも展示されている。試料の実物は、拡大レンズで眺めることができる。はやぶさ2に関わった会津大や、県内に事業所がある7社がブースを設け、それぞれの技術を紹介している。

 館内の別会場では、パネル展やはやぶさ2の模型展示も行っている。20日は午後4時から会津大の出村裕英教授が記念講演する。

 企画展は午前10時~午後5時20分。観覧は入れ替え制で1回20分。定員は各回50人で事前予約制。定員に満たない場合は当日受け付けする。問い合わせはスペースパーク(電話024・936・0201)へ。