コシノジュンコさんが受講生を激励 クラフト講座、第6期開講

 
対談するコシノさん(右)と宮田氏

 福島県内の伝統工芸や地場産業を担う人材が販売力を強化する講座「ふくしまクリエイティブクラフトアカデミー」第6期の開講式は22日、福島市で行われた。参加者が全4回の講座でデザインや販売戦略などの見識を高める。県の主催。

 6期生は23人。このうち15人が式に臨み、代表の円谷智子さん(斎栄織物)が「同期生との出会いを大切にし、本県の伝統工芸・地場産業の未来をつくる担い手となるよう励む」と決意を述べた。校長を務める世界的デザイナーのコシノジュンコさんが「アカデミーは新しい出会いの場となる。殻を破り、異業種同士の新しいコラボレーションで始まるものを追求し、心一つにして挑戦してもらいたい」とあいさつした。内堀雅雄知事も受講生を激励した。

 式後、コシノさんと元文化庁長官で東京芸大名誉教授・顧問の宮田亮平氏が特別対談した。コシノさんは多くの人に受け入れられるデザインについて「人に喜んでもらうために、ものを作ることが大切。共鳴してもらうことが成功であり、その次につながっていく」と述べた。宮田氏は本県の工芸品の印象として「非常に興味深い。生活の中で使われることを大事にしており、尊敬できる」と語った。

 次回講座は9月27日に開かれる。