福島県で2231人感染 陽性者登録センター受付800件に引き上げ

 

 福島県は23日、県内で新たに2231人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。また医療機関の負担軽減に向けて重症化リスクのない患者を対象に医療機関への受診を経ずに陽性者として登録する「県陽性者登録センター」について、同日から1日の受付件数を300件増やした800件に引き上げた。開設日の22日の申請件数が510件と上限に達し、申請を打ち切ったため。

 県内で今月に確認されたクラスター(感染者集団)は126件となり、7月の119件を上回って過去最多となった。126件のうち高齢者施設が40件と約3分の1を占めていて、医療機関29件、介護施設26件、児童施設21件などとなっている。

 県によると、重症4人を含む過去最多の529人が入院中で、病床使用率は69.5%と7割に迫っている。宿泊療養の393人と自宅療養の2万2998人も合わせた全療養者は2万3920人。直近1週間(16~22日)の人口10万人当たりの新規陽性者は1066.63人で最多を更新した。医療の逼迫(ひっぱく)が続いており、「医療非常事態宣言」を発令中の県は、基本的な感染対策の再点検と徹底を呼びかけている。

 県内での感染確認は延べ13万5469人。2231人の市町村別内訳は、いわき市505人、郡山市411人、福島市311人、会津若松市141人、南相馬市92人、須賀川市73人、伊達市53人、白河市、鏡石町各50人など。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は8人だった。県は1596人の療養を解除した。

 8人感染取り下げ

 県は23日、22日までに公表した新型コロナ感染患者8人の感染確認を取り下げると発表した。取り下げは20日公表分が5人、21日公表分が2人、22日公表分が1人で、重複して計上したり、再検査で陰性が確認されたりした。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況