白河の関「聖地巡礼」続々 仙台育英Vで注目、県外からも参拝者

 
白河関跡の石碑の写真を撮影する見物客

 全国高校野球選手権大会で仙台育英が優勝し、優勝旗の「白河の関越え」を果たしてから一夜明けた23日、福島県白河市の白河関跡には多くの見物客が訪れ、"聖地巡礼"を楽しんだ。

 22日夕方にはツイッターのトレンドに上がるなど、全国的に注目された白河の関。仙台育英によると、23日の帰りの新幹線で新白河駅を通過した瞬間、選手たちは盛り上がったという。

 自然に囲まれた静かな普段の雰囲気が一転、現地には多くの見物客が足を運んだ。近くの駐車場には県外ナンバーの車も多く、隣接する白河神社には御朱印を求める参拝者の列もできた。茨城県から訪れた河原孝さん(57)は「テレビを見て来てみた。歴史を感じることができた」と喜んだ。

 「いつもの10倍くらい人が来ている。注目が集まり、うれしい」と同神社の宮司西田重和さん(74)。同神社によると、西田さんが優勝旗の白河の関越えを願って東北各県の代表校に送っている「通行手形」を見たいという参拝客も多かった。同神社では、御朱印のほか、「勝」と書かれたお守りや交通安全のお札なども人気を集めている。西田さんは「残る東北5県による白河の関越えも期待したい」と思いを語る。

 隣接する白河関の森公園の売店でも「白河関のそば」など、名前に「白河」が入っている商品をお土産に買っていく人が急増し、売り上げは前日の10倍ほど。店の職員は「注目してもらえてうれしい。PRになるようなことを考えていきたい」と語った。