福島県、農林水産被害21億円に 8月大雨、農業用施設298カ所

 

 県は24日、3日から降り続いた大雨による県内の農林水産業の被害状況(22日現在)を公表した。総額は21億4256万円に上り、前回公表(16日時点)から約10億円増加した。調査は継続中で、今後さらに増える可能性がある。

 県議会政調会で示した。田畑など農地は210カ所で4億円超、ため池や水路などの農業用施設は298カ所で8億円超の被害が確認されている。農地や農業用施設の被害は会津をはじめ県北、県中の11市町村の510カ所で計12億9400万円。うち喜多方市の被害が365カ所の9億5700万円で最も大きい。林道や林地の被害は前回公表時から微増。養殖場で飼育魚が死ぬなど水産業にも一部被害があった。

 主に水稲やソバなどに被害があり、被害面積は会津と県北の6市町村で計31.55ヘクタールに上る。被害額は734万円だが、被害面積が10.84ヘクタールで最も大きい喜多方市が調査中のため、総額は数千万円に上る可能性がある。パイプハウスなど農業施設の被害は2件あった。