「BA・5対策強化宣言」延長へ 福島県、新たに2818人感染

 

 県は25日、県内で新たに2818人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。前週の同じ曜日より475人少なかった。前週の同じ曜日を下回るのは8日ぶりだが、依然として感染者数は高止まりし、医療体制の逼迫(ひっぱく)も続いている。県は、31日を期限に発令中の「BA・5対策強化宣言」について延長の検討に入った。

 感染者の急増を受け、県は12日に「BA・5対策強化宣言」を発令。感染者を減らして医療の負荷を軽減するため、県民に基本的な対策の再点検と徹底など9項目を要請している。これに伴い本県は政府のBA・5対策強化地域に指定され、対策を円滑に進めるための支援を受けられるようになっている。また、県は併せて「医療非常事態宣言」も発令中で、県民に適切な受診などへの協力を求めている。

 県内では重症4人を含む567人が入院中で、病床使用率は74.5%。494人が宿泊療養、2万5161人が自宅療養しており、療養者は計2万6222人。入院者、自宅療養者、全療養者はいずれも過去最多を更新し続けており、県は強い対策の継続が必要とみている。

 県内の感染確認は延べ14万1476人となり、14万人を超えた。2818人の市町村別内訳は、いわき市698人、郡山市512人、福島市390人、会津若松市240人、須賀川市95人、田村市73人、白河市72人、喜多方市63人、伊達市55人、本宮市52人、南相馬市51人など。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は14人で累計は2507人。県は1987人の療養を解除した。

 感染者1人取り下げ

 県は25日、県内の新型コロナ感染患者のうち、24日に公表した福島市の10代男性について、重複して計上していたため感染確認を取り下げると発表した。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況