「防災」と「介護」アプリ連携 会津若松市、逃げ遅れ防止対策

 
家族の安否を確認するデジタル防災の画面のイメージ。連携後はケアエールにも安否確認の結果が投稿される

 会津若松市などは、災害発生時にスマートフォンの位置情報を基に避難経路を案内するアプリ「デジタル防災」に、在宅介護支援アプリ「ケアエール」と連携する機能を追加する。自力での避難が難しい高齢者らの安否を家族や介護職員らが素早く把握できるようにして、逃げ遅れの防止を目指す。

 ケアエールはSOMPOホールディングス(東京都)が開発した。介護を受ける高齢者と家族、介護職員らがグループをつくり、文章や写真で日々の様子を共有する機能がある。

 デジタル防災はソフトバンク(東京都)とアクセンチュア(同)が開発している。避難経路を案内するほか、災害発生後に安否や現在地を尋ね、回答結果を家族らと共有する機能もある。

 二つのアプリを連携させると、高齢者がデジタル防災で安否や現在地を回答した結果が、ケアエールのグループに投稿される。避難できていない場合や安否が確認できない場合には、グループに参加している家族や介護職員らが話し合い、誰が助けに行くか決めることができる。

 市役所で26日、市内の地域包括支援ケアセンター職員向けの体験会が開かれ、各社の担当者がアプリの使い方などを説明した。