閉会式で震災題材アニメ上映 日本SF大会、2日間で1600人集う

 
閉会式で上映された東日本大震災が題材の短編映画に見入る参加者=郡山市・ホテル華の湯

 福島県郡山市の磐梯熱海温泉ホテル華の湯で開かれていた第59回日本SF大会福島(F―CON)は28日、閉幕した。2日間で全国から延べ約1600人のSFファンや作家が集い、盛り上がりを見せた。

 旅館の部屋ごとにSFファンによる企画ブースが設けられ、特撮やアニメ、漫画などの研究発表や討論などが行われた。このうち猪苗代町非公認大怪獣「イナワシロン」の特撮映像上映ブースには、撮影に使われた人形が並び、来場者が作品を楽しんだほか、メーキング映像などを通じて特撮の奥深さを感じていた。

 閉会式では、アニメ制作会社「福島ガイナ」(三春町)制作の東日本大震災を題材にした短編アニメ「ふゆのごご」を上映。郡山市出身の同社社員が震災から10年の節目に感じた復興や本県に残る課題に対する思いをつづった詩に、SF調のアニメを組み合わせた作品に参加者が見入っていた。