福島県、新型コロナ1115人感染 8月6万人超え

 

 福島県は29日、県内で新たに1115人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。5日連続で前週の同じ曜日を下回ったが、依然として高水準で推移している。今月の感染確認は6万人を超え、6万509人となった。

 県内の感染確認は延べ14万8977人。入院者は重症4人を含む508人で、病床使用率は66.8%と6日ぶりに7割を下回った。541人が宿泊療養、2万4477人が自宅療養している。

 内堀雅雄知事は29日の定例記者会見で「新規陽性者数が若干減っても療養者数は増えており、病床使用率もほぼ横ばい。逼迫(ひっぱく)状況は変わらない」と述べた。9月19日まで延長して実施している「BA・5対策強化宣言」の効果については「最悪の事態よりは良くなったという意味では一定の効果があったという見方はあるかと思うが、まだまだ予断を許さない。気を抜くことは到底できない状況だ」と強調。重症化リスクのない患者が医療機関の受診を経ずに陽性者として登録する「県陽性者登録センター」の活用と、換気など基本的な感染対策を継続するよう県民に訴えた。

 1115人の市町村別内訳はいわき市249人、郡山市231人、福島市143人、会津若松市83人、須賀川市49人、白河市45人、喜多方市40人など。「みなし陽性」は1人で計2552人。県は3278人の療養を解除した。

 「BA・5」97%

 県は29日、県内の感染者のうち187検体を抽出し、県衛生研究所などでゲノム解析した結果、全てオミクロン株で、このうち派生型「BA・5」は97%に当たる182件だったと発表した。残り5件(3%)はBA・2系統だった。7月下旬~今月中旬に陽性と判明した検体を、今月22~28日に解析した。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況