「ほんとうの福島」伝えたい 「誇心館」始動、箭内道彦さんら講師

 
初稽古で講義する箭内さん

 県は30日、本県の魅力や正確な情報を発信するクリエイターを育てる道場「誇心館(こしんかん)」を開塾した。館長を務める県クリエイティブディレクターの箭内道彦さんや師範となる全国のトップ講師6人の下、入塾した62人が情報発信の技術や哲学を学ぶ。

 入塾したのは、県内在住のデザイナーら20~60代の62人。12月まで4回程度の稽古を通して風評・風化の防止やブランド力向上につながるものを制作する。

 福島市で行った開塾・入塾式で、箭内さんが「福島の未来には塾生の創造力が必要。(誇心館が)これからの福島と一人一人にとって大切な要素になる」とあいさつ、内堀雅雄知事が「塾生のプライドを持って福島のために力を貸してほしい」と激励した。

 塾生代表の岩本裕貴さん(郡山市)が「福島でクリエイターを名乗る以上、心を形にして新しいつながりを生み出していくことが使命」と決意を表明した。

 引き続き、初稽古を行った。箭内さんは講義で「課題を発見し、解決する『第3の答え』を出せるのがクリエイター」と述べ「より多くの人が福島の今を正しく知り、実際に足を運び、もっと好きになってもらおう」と呼びかけた。6人の師範ごとに分かれての意見交換も行い、県の情報発信に活用する制作物のテーマなどを検討した。