浪江町、9月1日から準備宿泊 3地区の復興拠点、規制緩和へ

 

 浪江町が帰還困難区域に整備を進めている特定復興再生拠点区域(復興拠点)で9月1日、来春の避難指示解除に向けた準備宿泊が始まる。政府は同日午前9時、復興拠点のバリケードを撤去し、立ち入り規制を緩和する。許可証がなくても自宅などに自由に立ち入ることができるようになる。

 浪江町の復興拠点は室原、末森、津島の3地区の一部に設定された計約6.6平方キロで、町の面積の3%に当たる。復拠点の住民登録は4月1日時点で309世帯850人。町によると、準備宿泊には今月30日現在で2世帯4人が参加を申し込んでいる。町は準備宿泊の参加数について、昨年度に10回以上、自宅に一時帰宅した町民が約30世帯あったことから、申し込みが今後増えるとみている。

 町は復興拠点内の自宅を解体した住民らを対象に、同町下津島のつしま活性化センターに宿泊できるよう調整している。

 センターは3月の地震で被災して修繕中のため、11月の利用開始を目指している。

 準備宿泊には事前登録が必要。政府がコールセンター(フリーダイヤル0120・357・133)で受け付けている。