定期施設監査書類偽造、委託費不正受領 郡山の保育園を行政処分

 

 郡山市は31日、同市の認可保育所「ヒューマニティー保育園」について、定期施設監査の書類を偽造して非常勤の所長を常勤と偽り委託費659万8220円を不正に受領するなどしていたとして、新規利用者の受け入れを6カ月間停止する行政処分を行ったと発表した。処分は同日付で、停止期間は10月1日~来年3月31日。市は運営法人に、不正に受領した委託費の返還を求めた。

 市によると、保育園は一般社団法人ヒューマニティー幼保学園が運営。2019年9月以降、所長が非常勤だったにもかかわらず、同法人が常勤として市に報告。19年9月~21年3月、所長配置に伴う委託費を不正に受領した。さらに、昨年12月22日の定期施設監査では、在籍していない保育士1人を勤務していたと偽って市に報告し、虚偽の出勤簿や履歴書などを作成して提出していた。

 また、同法人が運営する認可外保育施設などで使用する中古車2台(計65万円)を、保育園の委託費で購入していたことも判明。市は同保育園への9月分と10月分の委託費から65万円を差し引くとした。