富良野自然塾、裏磐梯まるごと学び 東北大公共政策大学院授業

 
地球を1メートルの大きさにした模型を使ったプログラムを体験する参加者

 東北大公共政策大学院は31日、北塩原村のグランデコリゾートで富良野自然塾裏磐梯校のプログラムなどを取り入れた授業「環境・コミュニケーション演習」を始めた。学生らが裏磐梯の雄大な自然の中で、環境との関わり方や、新聞記事を使って情報伝達の技術などを学んでいる。

 3回目となる今年は、大学院生3人と法学部の学生13人の計16人が参加。グランデコリゾートや五色沼など裏磐梯を舞台に2日まで行われる。初日は、学生らが専門インストラクターの清水志保さんの指導を受け、脚本家の倉本聰さんが考案した裏磐梯校のプログラム「緑の教室」「石の地球」などを体験した。

 本紙村上総務ら記事の技術解説

 演習の一環として福島民友新聞社の村上勝則編集局総務と羽鳥拓貴販売部員による講義も行われた。参加者が新聞記事の書き方をヒントに、分かりやすく伝える技術に理解を深めた。

 村上総務は「文章は誰でも理解できるように書こう」と語りかけ、結論から先に書くことや事前の情報収集の大切さ、具体的な数字を使って説明するなどのポイントを解説した。参加した東北大法学部3年の本柳礼雄(れお)さんは「新聞社の文章技術を知ることができて楽しかった。これからは新鮮な気持ちで新聞を読むことができそう」と話した。

 1日は環境体験プログラムとして外来種のオオハンゴンソウやウチダザリガニの駆除、最終日はコミュニケーション演習で詩画作品の制作に取り組む予定。