かやぶき屋根の家並みに「水のアーチ」 下郷・大内宿で防災訓練

 
かやぶき屋根の集落に描かれた水のアーチ=下郷町・大内宿

 「防災の日」の1日、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている下郷町の大内宿で防災訓練が行われ、かやぶき屋根の家並みに水のアーチが描かれた。

 新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりに実施された。地元の消防団と婦人消防隊、大内宿火消組から約40人が参加し、訓練開始の合図となるサイレンが鳴ると、一斉に放水。水はかやぶき屋根より高く上がり、美しい放物線を描いた。

 訓練は、大内宿の秋の観光名物にもなっている。訓練を主催した大内宿防災会の佐藤一夫会長(57)は「日頃の準備や訓練が大切だ。水のアーチが災害予防の啓発につながれば」と話した。