「二本松駅南住宅団地」着工 38区画整備、22年度内完成目指す

 
二本松駅南地区に造成される住宅団地(黄色い部分)

 二本松市の二本松駅南住宅団地の造成工事が2日、着工した。同団地はJR二本松駅南地区の再開発の主要事業で、同市中心市街地の新たな拠点整備が本格的に動き出す。

 住宅団地は、駅南側の同市市海道など1.4ヘクタールを造成し、1区画約215~264平方メートルの分譲地38区画や、幅6メートルの道路(総延長約510メートル)、洪水対策のための地下貯水池(貯水量約2300立方メートル)などを整備する。

 本年度中の完成を目指していて、総事業費は2億8600万円。

 駅南地区は木造住宅が密集して道路が狭く、消防車が走行できない課題を抱えている。再開発では、これらの課題の解決とともに、駅前広場や東北線を横断する高架式の自由通路の整備に取り組む。住宅団地は、再開発地区住宅の代替地としても活用され、駅南整備の第一歩と位置付けられている。

 工事安全祈願、市長くわ入れ

 同日は現地で、塩沢神社の滝本和栄宮司による安全祈願祭が行われた。三保恵一市長がくわ入れ、施工業者本多建設の本多有社長がすき入れするなど、工事の安全を祈った。

 三保市長は「駅南周辺は二本松の顔と言える地域。住宅団地の造成を通し、夢を実現できる二本松の新たなまちづくりを進めていく」と述べた。