福島県、新型コロナ939人感染 35日ぶり1000人下回る

 

 福島県は5日、県内で新たに939人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日の感染確認が千人を下回るのは8月1日公表分以来35日ぶり。内堀雅雄知事は5日の定例記者会見で、県内の感染状況について「改善傾向にある」との認識を示した一方、医療現場の逼迫(ひっぱく)は続いているとして学校や事業所での感染対策の継続を呼びかけた。

 重症4人を含む373人が入院しており、病床使用率は49.0%と8月6日公表以来、30日ぶりに50%を下回った。445人が宿泊療養、1万6905人が自宅療養しており、全療養者は1万7723人。

 県内での感染確認は延べ16万1488人。939人の市町村別内訳は、郡山市213人、いわき市183人、福島市148人、二本松市43人、須賀川市40人、会津若松市38人など。保健所の医師の判断で感染とみなす「みなし陽性」は5人だった。

 県は2787人の療養を解除した。

 「BA・5」99%

 県は5日、新型コロナウイルス陽性患者のうち186検体を抽出してゲノム解析した結果、全てがオミクロン株で、99%に当たる185件が派生型「BA・5」だったと発表した。1件は「BA・2」だった。8月上旬~下旬に陽性と判明した検体を解析した。

 ■福島県内の新型コロナウイルス発生状況