喜多方の「防災情報」専用ラジオ 12月本格稼働へ、FM利用

 

 喜多方市の9月議会は5日、一般質問に入り、4議員が登壇した。

 市は有事に「FMきたかた(78・2ヘルツ)」の周波数を使って防災情報を発信する専用ラジオを12月から本格稼働させる。対象の市民にラジオ機の配布を進めており、すでに熱塩加納、山都、高郷、塩川の4地区の9割で完了。11月末までに4地区の残り1割と旧喜多方地区の対象者に配布する。議員の質問に小野幸一企画政策部長が答えた。

 新たなラジオの運用は市の災害情報連携システム再構築事業の一環。市はアナログ防災行政無線が老朽化で11月末に廃止されることに加え、市民にラジオを配って災害情報を発信してきた地上アナログテレビの周波数による音声放送「V―Lowマルチメディア放送」の事業撤退を踏まえ、新たに「FMきたかた」を利用する。

 新しいラジオの配布対象は防災行政無線の戸別受信機や従来の防災ラジオを利用する市民。熱塩加納、山都、高郷にある電波を受信できない場所については、必要に応じアンテナの新設工事などを行う。