移転、建て替え両案検討 老朽化の川内村庁舎で村長見解

 
移転や新庁舎の建設が検討される川内村役場

 福島県川内村は、老朽化が進む役場庁舎について、今後の運用方針となる基本計画を本年度内に策定する。当初は隣接する地域交流施設の村コミュニティーセンターとともに旧川内中に移転する方針だったが、移転せず現在地に新庁舎を建て替える案も浮上しており、両案を検討する。6日開会した9月議会の一般質問で遠藤雄幸村長が答えた。

 基本計画には役場庁舎の場所や規模、開設時期などを盛り込む。村は川内のシンボルとして住民に親しみを持ってもらうため、住民や村職員らの意見を踏まえて策定する。村議会内には新庁舎の建設を求める声があることから、財政負担についても検討を深める。

 役場庁舎は1970(昭和45)年に建設され、今年で築52年となる。東日本大震災などの度重なる地震で壁や天井がはがれ落ちる被害が出ており、安全性の確保が求められている。