福島大、地域課題解決の人材育成へ 独自の教育プログラム策定

 

 福島大は来年度、地域の課題解決を目指す人材を育成する独自の教育プログラムを策定する。7日の定例記者会見で、来年度予算に関する文部科学省の概算要求で、国立大学法人運営費交付金に関連経費が計上されたと発表した。

 教育プログラムを策定する「『地域×データ』実践教育推進室(仮称)」の新設に4950万円が盛り込まれた。推進室は教育全般を管轄する同大の教育推進機構内に設置される。現在同大が行っている地域実践型の教育と、データ分析に関する教育を一元化して教育プログラムをつくる。

 このほか、湿度や温度を設定できる機能などを有した「農林生態系における物質循環解析システム」の整備に1億3230万円、本県沖を震源とする3月の地震で被災した分析装置などの復旧に6909万円が計上された。運営費交付金の総額は明らかになっていない。