未来へ美しい自然 矢吹でふくしま植樹祭、大きく育て願い込め

 
クリやクヌギ、ヤマザクラの苗木を植樹する親子=11日午前、矢吹町・恩賜林

 「第5回ふくしま植樹祭」は11日、矢吹町で開かれ、参加者が美しい自然や人と人のつながりを将来に伝えようと植樹に汗を流した。

 県南地域での開催は初めて。会場は昭和天皇が即位した際、御下賜金によりアカマツ苗が植林された同町の恩賜林(おんしりん)で、約500人の参加者がクヌギやクリ、ヤマザクラなど500本を植えた。三神小6年の藤井茉望(まの)さんは「緑に囲まれて楽しかった。大きく育ってほしい」と話した。

 2017(平成29)年度ミス日本みどりの女神の野中葵さん(須賀川市出身)や、本年度の女神の成田愛純さんも参加者と一緒に植樹。福島民友新聞社からは中川俊哉社長が出席した。開会式では、内堀雅雄知事が「森林を大切にすることは福島県を大切にすることになる。自然に親しんでほしい」とあいさつ。蛭田泰昭矢吹町長が「植樹した木が未来に残っていくことを願う」と語った。 

 丸太切りやまき割りなどの体験コーナーでは、子どもたちが自然を守る大切さを学んだ。日本三大開拓地と呼ばれる町の歴史を紹介するコーナーも設置された。

 ふくしま植樹祭は、矢吹町、県森林・林業・緑化協会、福島民友新聞社などでつくる実行委員会の主催。