国道121号大峠道路11月開通へ 大雨で斜面崩落、片側交互通行

 

 喜多方市と山形県米沢市を結び、8月の記録的大雨で通行止めが続く国道121号大峠道路について、復旧を担う国土交通省が11月をめどに片側交互通行で開通させる方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かった。

 記録的大雨で本県側に被害はなかったが、県境から約4キロ離れた山形県側では道路の斜面が崩落。約80メートルにわたって崩れたため、延長約16.5キロの区間が通行止めになっている。

 復旧に高度な技術が必要と判断した福島、山形両県は「権限代行」による復旧を要望、同省が権限代行の適用を決定していた。現在、工事設計や住民の交通確保に向けた仮橋の設置の検討などが進められている。

 喜多方市と米沢市は40分から1時間ほどで行き来できたが、通行止めとなって以降は福島市を経由する迂回(うかい)路を通る必要があり、所要時間が約2時間半になるなど生活や物流、観光に大きな影響が出ている。