園児取り違え保護者に引き渡す 郡山、こども園の送迎バス

 

 福島県郡山市は14日、市内の認定こども園の女性職員が帰宅する園児をバスで送迎した際、3歳の女児2人を取り違えて別の保護者に引き渡したと発表した。職員がすぐに本来の保護者に引き渡したため、女児にけがや健康への影響はなかった。

 市によると、5日午後3時10分ごろ、職員は女児2人のうち、最後にバスから降ろすべき女児を、一つ前に当たる別の女児の祖父母宅で降ろした。その後、バスに残った女児1人を保護者に引き渡したところ、取り違えが分かったという。

 先に降ろした女児は帽子とマスクを着用していたため、祖父母宅では取り違えに気付かなかったという。

 市は、女児2人が最近入園したばかりで、職員が園児の顔をよく認識していなかったことや、運行ルートを勘違いしていたことが原因としている。

 市は14日付で同園に改善通知を出し、バスを利用する園児の写真付き名簿の作成や、運行計画の共有など事故防止マニュアルと送迎マニュアルの見直しを求めた。同園は女児の保護者に謝罪し、経緯を説明した。