福島県産ナシ、2年ぶりベトナム輸出 3種7トン、いわきで出発式

 
ベトナムへ輸出するナシを積んだトラック

 JA福島さくらは14日、いわき市のいわき梨選果場で、県産ナシのベトナム輸出出発式を行った。2年ぶりにいわき市産と郡山市産の計3種類約7トンを輸出し、現地のスーパーで10月から販売する。

 同国への県産ナシの輸出は2017(平成29)年1月に解禁されて以降、今回で5回目となる。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で見送った。輸出するのは、いわき市産の「豊水」「新高」、郡山市産の「二十世紀」で、いずれも糖度13度以上のものを厳選する。

 同JAは収穫時期が異なる3品種ごとに船便で輸出する。第1弾の「豊水」は、今月19日に大阪府の堺港から2.1トンを輸出する。その後、「二十世紀」2.9トン、「新高」1.9トンを順次輸出し、10月上旬から現地のイオン約30店舗で販売する。

 同JAいわき梨部会の草野博明副部会長は、今年のナシの出来具合について「日照時間が長く、収穫が進むにつれて例年よりも実が大きめになっている。糖度も高く果肉が柔らかい」と自信を見せた。

 出発式では、志賀博之組合長が「県産ナシのさらなる定着を図りたい」とあいさつした。内堀雅雄知事や内田広之いわき市長らが祝辞を述べた。その後、関係者がテープカットを行い、ナシが積まれたトラックの出発を見送った。