イオン郡山フェスタ店、建て替え検討 再整備、建物面積を拡大へ

 
建て替えなどが検討されているイオン郡山フェスタ店=郡山市日和田町

 イオン郡山フェスタ店を中核とした福島県郡山市の郊外型ショッピングセンター「ショッピングモールフェスタ」で、イオン郡山フェスタ店の建て替えも含めた再整備が検討されていることが15日、分かった。複数の関係者の話を総合すると、建物面積などは現在調整中だが、東北最大級の売り上げを目指す店舗となる見通しだ。

 複数の関係者によると、来年8月末で一時休店し、現在の建物面積を大幅に広げる方向で建て替えなどが検討されている。新店舗のオープンは休店から約3年後となる2026年前後を見込んでいる。イオン側が15日までに、休店などの方針を複数の店舗関係者に伝えた。

 ショッピングモールフェスタは現在、市道を挟んで北東側にイオン郡山フェスタ店、反対側には衣料品店やスポーツ用品店などが並ぶ「フェスタパワー」があり、市道の付け替えなどを郡山市に申請した上で敷地を統合し、建物の面積を確保する案も浮上しているという。

 福島民友新聞社の取材に、イオングループの大規模開発を担うイオンモール(千葉市)は「関係者間で調整中で、公表できる段階になれば公表する」、イオン東北(秋田市)は「今は公表できる段階にない」としている。

 ショッピングモールフェスタのホームページなどによると、同施設はジャスコ郡山フェスタ店(現イオン郡山フェスタ店)の開店に合わせて1996(平成8)年4月に開業した。イオン郡山フェスタ店は今年3月の地震で被害を受けたほか、開店から25年以上が経過しており、建て替えなどが検討されているもようだ。

 フェスタパワーなどを含めた現在の敷地面積は東京ドーム約3個分の15万5900平方メートル。建て替えなどで面積を広げる場合は県商業まちづくり推進条例の特定小売商業施設(店舗面積8千平方メートル以上)の立地に該当するため、今後周辺市町村など広域的な見地から調整が進むことになる。

 県内のイオングループの大型店舗を巡っては、いわき市のイオンモールいわき小名浜店が2018年に開業した。伊達市ではイオンモール北福島(仮称)が24年に開業する予定。