只見線再開でおもてなし 10月1日、動画撮影や旧国鉄カラー列車も

 

 JR東日本は15日、10月1日に全線再開する只見線の再開記念イベントの概要を発表した。会津若松駅で出発式を行うほか、沿線市町村が各駅で運転再開への感謝を込めたおもてなしを展開する。

 記念の臨時列車「再会、只見線号」の出発式は、午前8時40分ごろから会津若松駅3番線ホームで行われ、会津鶴ケ城太鼓による演奏や東山芸妓(げいぎ)、甲冑(かっちゅう)武者が乗客を歓迎する。会津川口駅でもセレモニーを行うなど、停車各駅で多彩なイベントを用意する。

 沿線では運転再開を記念して動画を撮影する。運行する只見線の列車に向かって手を振る姿や再開を喜ぶ様子を車内などから撮影し、動画サイトなどで配信する。撮影は午前9時5分から午後0時10分ごろまで、会津若松―只見駅間で行う。

 出発式に先立ち、会津若松駅を午前6時8分に出発する下り線始発は、ラッピング列車が運行する。デザインは、かつて只見線を運行していた旧国鉄カラーのキハ45・52形気動車のものを採用した。懐かしいローカル列車が風光明媚(めいび)な山間を駆け抜ける。

 JR東は1日以外も、鉄道開業当時の客車をイメージしたレトロな車両の「只見線満喫号」、景色を存分に楽しめるように窓枠を大きくとった「風っこ只見線紅葉号」など臨時列車の運転やツアーも企画。詳細はJR東ホームページから。