中テレ2番組が民放連優秀賞 1Fリアル、歩いてゴミ拾いの旅

 

 全国の民間放送事業者でつくる民放連は15日、優れた番組をたたえる2022年民放連賞を発表した。福島中央テレビ(中テレ)が制作したドキュメンタリー「1Fリアル あの日、原発の傍らにいた人たち」がテレビ報道番組部門の優秀賞、夕方の情報番組ゴジてれChu!の企画「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅」が特別表彰部門・放送と公共性の優秀賞を受けた。

 「1Fリアル」は、東京電力福島第1原発事故から10年にわたる取材活動でたどり着いた自衛官や消防隊員ら当時を知る人たちの証言や映像を基に原発の暴走を食い止めた関係者らの思いに迫った。審査員は「使命感を持って事故に立ち向かった一人一人に焦点を当て、どのような葛藤や困難があったのかを示した良作」と評価した。

 「歩いてゴミ拾いの旅」は、郡山市出身の俳優鈴木文健さんが県内各地でごみ拾いをしながら旅をする人気コーナーで、地元の子どもたちも一緒に参加するなど活動が広がっている。地道に活動を継続し、県民も巻き込んだ持続可能な開発目標(SDGs)活動へと発展させたことが評価された。