BA・5対策緩めず 内堀知事、宣言終了後も感染対策徹底を

 

 福島県は15日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い発令中の「BA・5対策強化宣言」を期限の19日で終了することを決めた。「医療非常事態宣言」も併せて終了し、20日からは基本対策に移行する。内堀雅雄知事は、県内の新規陽性者数は依然として高い水準にあるとし「(宣言期間は)終了するが、対策を緩めるということではない」と述べ、宣言終了後も感染対策を徹底するよう県民に呼びかけた。

 本県の病床使用率は14日時点で42.3%と、11日連続で宣言発令の目安となる50%を下回っている。

 陽性の判明や、濃厚接触者となったことで出勤できない医療スタッフも減少傾向にある。これらを踏まえ、15日の県感染症対策本部員会議で宣言終了を決定した。

 ただ、内堀知事は直近の新規陽性者数が「第6波のピークを大幅に上回っている」とし、医療提供体制の維持と基本的対策を実施する必要性を強調。医療機関を受診する場合は、緊急時を除き平日の診療時間内に受診することや、感染しても重症化リスクが低く軽症の場合は「県陽性者登録センター」を利用するなどの協力を訴えた。

 また今後控える秋の行楽シーズンを念頭に、体調が悪いときは人に会わず、飲食時は正しくマスクを着用するよう求めた。子どもの感染対策として、症状が少しでもある場合は登校・登園を控えることなども呼びかけた。