福島の女性なりすまし1100万円被害 警察名乗る男などから電話

 

 福島署は16日、福島市の80代女性が、警察を名乗る男らから架空の「なりすまし詐欺」捜査への協力を依頼され、現金約1100万円をだまし取られたと明らかにした。なりすまし詐欺事件とみて調べている。

 同署によると、女性宅に7月下旬、県警の防犯相談係を名乗る男から「福島で詐欺がはやっている」などと電話があり、連絡用の電話番号を教えられた。

 数日後、女性は孫を名乗る男から「会社の2000万円を使い込んだ」などと電話を受けた。

 不審に思った女性が教えられた電話番号に連絡すると、県警の防犯相談係を名乗る男から「お金は取り戻す。犯人から電話が来たら、従ってお金を送ってほしい」などと捜査への協力を持ちかけられたという。女性は、再びかかってきた電話にだまされたふりをし、7月下旬~8月下旬に数回に分け、現金計約1100万円を送金した。しかし、防犯相談係を名乗る男からの連絡が途絶えたため不審に思い、今月15日に福島署に届け出た。