情感あふれる柳橋歌舞伎 郡山・保存会、3年ぶり定期公演

 
来場者を魅了した柳橋歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」=18日、郡山市

 福島県郡山市で農村歌舞伎を継承する柳橋歌舞伎保存会は18日、同市の柳橋歌舞伎伝承館で定期公演を開き、出演者が情感あふれる演技を繰り広げて来場者を魅了した。同保存会の主催、福島民友新聞社などの後援。

 昨年とおととしは新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止したため、3年ぶりの開催となった。同保存会の研究部員が出演し、泥棒5人組を描いた「白浪五人男 稲瀬川勢揃いの場」や源平の戦で平家の敗路を劇化した「一の谷嫩(ふたば)軍記 須磨浦組討の場」を熱演した。

 また、きらびやかな衣装を身にまとった地元の御舘中の生徒36人による歌舞伎も披露され、迫真の演技で会場を盛り上げた。

 柳橋歌舞伎は同市指定重要無形民俗文化財で、2005(平成17)年に「みんゆう県民大賞」芸術文化賞を受賞した。