オフィスビル、町民の働く場創出 大熊・産業施設、3階建てに

 
JR大野駅西側に整備される産業交流施設の完成イメージ図

 大熊町は22日、JR大野駅西側で一体的に進めている産業交流、商業、社会教育の各施設の整備計画のうち、産業交流施設の完成イメージ図を公表した。3階建てのコの字形の建物となり、貸事務所やコワーキングスペースなどが入るオフィスビルとなる。町は駅周辺を「町の新しい顔」として再開発事業を進めており、同施設を中心に産業創出の輪を広げる。2024年12月の開所を目指す。

 町によると、同施設に復興や廃炉、まちづくりに関わる事業所を集積させ、町民の働く場を創出する。旧大野小校舎を活用して今年7月に開所した起業支援拠点「大熊インキュベーションセンター」との連携も図り、センターを巣立った起業家らの受け入れなども見据えている。

 整備計画では同施設のほか、広場を囲むような形で小さな店舗を点在させる商業施設、図書館機能などを集約した社会教育施設を整備する予定で、駅前を中心に新たな交流を生み出す。

 町は産業交流施設について「町民に開かれた施設デザインを提案していただいた。新たな産業創出に向け取り組みを進めていきたい」としている。