震災被災の3信金・信組、3月期経営強化計画の履行状況公表

 

 東日本大震災で被災し、改正金融機能強化法に基づき公的資金による資本注入を受けたあぶくま信用金庫(南相馬市)、いわき信用組合(いわき市)、相双五城信用組合(相馬市)は22日、3月期の経営強化計画の履行状況を公表した。

 被災者向け新規融資2979件、980億円

 【あぶくま信金】被災者向けの新規融資実績は5月末現在で2979件、980億8800万円。貸し付け条件の変更実績は1079件、373億7100万円。地域活性化と住民サービス向上を目的とした地域密着総合連携協定は5月末現在で12市町村と締結。企業版ふるさと納税を活用した地域創生支援にも取り組み、相馬、宮城県亘理、楢葉、浪江、富岡、広野、葛尾の各市町村に寄付を行った。

 新規融資は245件、419億円

 【いわき信組】新規融資実績は5月末現在で245件、419億9200万円。貸し付け条件の変更実績は279件、238億7200万円。震災復興関連商品は2339件、390億7200万円。企業の抱える人材不足などの経営課題解決を目的とした「ダイバーシティ人材のマッチング交流会」を開くなどした。

 新規融資968件、261億円

 【相双五城信組】新規融資実績は5月末現在で968件、261億9300万円。貸し付け条件の変更実績は984件、228億1800万円。独自商品「そうごしんくみ復興特別資金」で220件、49億7200万円の融資を実行した。
 3月の本県沖を震源とする地震を受け、防災セットを懸賞にした「定期預金そなえっぺ」を販売、相馬市と新地町に地方振興寄付金を贈呈する予定。