英国の生徒...「やっと会えた」 本宮に招待、中学生と友好の輪

 
自己紹介やゲームを通して交流を深めた英国と本宮一中の生徒=19日、本宮市

 英国と交流を深める本宮市は19日、英ロンドンのダベナント・ファウンデーション・スクールの生徒15人を市に招待した。生徒は市内の中学生とスポーツなどで交流して両国の文化に理解を深め、友好の輪を広げた。市が英国の生徒を招待するのは初めて。

 ダベナント校は中等教育機関(11~16歳)で、市は2019年に市内の中学生を英国に派遣し、同校と交流事業を行った。英国の「復興『ありがとう』ホストタウン」を務めた昨年の東京五輪・パラリンピックでは、大会期間中に同校の生徒を市に招く計画だったが、新型コロナウイルス感染の影響で延期し、オンラインで交流していた。

 市内のプリンス・ウィリアムズ・パークで高松義行市長がダベナント校の生徒や校長らを出迎え「本宮訪問を通じて、日本を今よりも大好きになることを期待しています」と歓迎した。生徒はその後、本宮一中を訪れ、自己紹介やゲームをして親睦を深めた。市内の屋内運動場では、本宮二中と白沢中の生徒と羽子板や英国のスポーツ「ラウンダーズ」をプレーした。

 本宮一中3年の阿部楓香(ふうか)さん(14)は「最高の経験ができた。英国に興味が湧き、行ってみたいという思いが強くなった」と話し、本宮二中3年の石川愛さん(15)は「フレンドリーさに感動した。もっともっと交流したいと思った」と興奮した様子で振り返った。

 19年に本宮の生徒と交流していたダベナント校のマーティン・プリンスルーさん(15)は「本宮に来たい気持ちがコロナ禍でもずっとあった。このつながりを強くし、大切にしていきたい」と語った。

 このほか、ダベナント校の生徒は市内の岩角山岩角寺で座禅体験をし、鈴木農園でリンゴ狩りも行った。20日に都内の五輪関係施設を訪問し、21日に帰国する予定。