分かりやすく広い層に広報 太田経産副大臣、海洋放出計画巡り

 
「分かりやすく広い層への理解醸成を進めていく」と語る太田氏

 政府の原子力災害現地対策本部長を務める太田房江経済産業副大臣は20日、福島民友新聞社の取材に答え、東京電力福島第1原発で発生する処理水の海洋放出計画を巡り「分かりやすく、広い層に受け入れられるような広報を進める」と語った。

 ―政府が海洋放出の目標とする来春まで半年、どのような対応が必要か。
 「全国、世界レベルで理解醸成を進めなくてはならない時点だと認識している。科学的根拠だけでなく、分かりやすく、広い層に受け入れられるような理解醸成のための広報を進めていきたい。車座対話も、あらゆる層と行う必要がある」

 ―避難地域の生活環境整備や産業振興の進め方は。
 「なりわいや事業の再生に加え、生活圏として本当に暮らしやすいかどうか、まちづくりまで含めた支援が重要だ。希望する人に一日でも早く帰っていただけるよう、しっかり取り組みたい。帰還を進める上で、女性や生活者としての視点を生かすことも重要だ」

 ―本県復興にどう向き合っていくか。
 「いかに福島にたくさん来るかが使命だと思っている。『福島の復興なくして日本の再生なし』の思いで、経験を全て生かし、しっかり福島のために働く」