福島北、田村1学級減 福島県立高募集定員、23年度230人少なく

 

 県教委は2023年度の県立高(全日制)68校の募集定員について、少子化などを踏まえ、前年度比230人減の1万2160人とし、福島北・総合学科と田村・普通科を各1学級(40人)削減する。21日の定例会で決めた。

 学級減は、周辺の中学校を卒業する生徒の数や両学科の近年の志願状況などを考慮した。県教委によると、来年3月に県内の中学校を卒業する生徒数は1万5555人と前年度と比べて329人減少する見込み。両学科はこれまでの4学級160人から3学級120人となる。このほか田村・体育科をスポーツ科に名称変更する。

 県立高校改革では統合校5校の新設に伴い梁川、保原、二本松工、安達東、白河実、塙工、耶麻農、会津農林、田島、南会津の10校が廃止される。

 「伊達」240人「会津農林」160人

 県教委が21日に発表した県立高の2023年度の募集定員では、県立高校改革に伴い来春新設される統合校の定員も決まった。

 梁川と保原が統合する「伊達」は普通科240人、二本松工と安達東が統合する「二本松実」は機械システム科、情報システム科、都市システム科、生活文化科が各40人の計160人、塙工と白河実が統合する「白河実」は機械科80人、電気科、電子科、建築科、情報ビジネス科が各40人の計240人、耶麻農と会津農林が統合する「会津農林」は生産科学科、環境科学科、食品科学科、地域創生科が各40人の計160人、田島と南会津が統合する「南会津」は総合学科120人となる。

 県立高校改革の再編整備校の修明には、修明・農業科と白河実・農業科を集約し、地域資源科1学級40人を新設する。地域が持つ農業や植物、森林などの資源を活用した産業や経済の活性化について学ぶ。

 定時制は6校で定員計440人、通信制は1校400人と変更はなかった。

 特別支援学校は各校で5~25人の増減があり、大笹生支援、郡山支援、あぶくま支援、たむら支援、会津支援、平支援、いわき支援くぼた校が定員増、聴覚支援、西郷支援、富岡支援、相馬支援が定員減となった。

 県立中は中高一貫校の会津学鳳が90人、ふたば未来学園が60人と変更はない。

 私立の中高は定員変更なし

 県私立中学高校協会は21日、県内の私立中、私立高の来年度の募集定員を発表した。全日制の高校17校の定員は計3515人で、本年度と変更はなかった。

 福島東稜高は普通科(180人)の各コースの内訳を変更し、アクティブラーナーズが5人増の35人、キャリアデザインが5人減の110人となった。スポーツ健康は変わらず35人。

 中学校は8校で計440人。通信制の高校2校は計360人を募集する。

 前期選抜・連携型選抜は3月3日と6、7日

 来春の県立高入試は、前期選抜・連携型選抜が3月3日と6、7日、後期選抜が同23日に行われる。前期選抜のうち特色選抜では、新型コロナウイルスの影響により大会で実績を残せなかった志願者に考慮し、志願してほしい生徒像について、大会実績や資格取得で出願要件を限定しないようにするとした。「新型コロナ対応選抜」も今春に引き続き実施する。

 また一定の条件で県立高から特別支援学校に出願変更できるようにする。

福島県立高募集定員